江の島マイアミビーチショー江の島花火大会で近年見受けられる特異な問題。
海上の打ち上げ場所に面した片瀬海岸西浜の砂浜の大部分が、海の家事業者による「有料観覧場所」として占拠され、一般客の立ち入りが制限されていることについて。

半裸の海の家従業員が「ビーチは有料となっております」と呼びかけて一般客の退去を命じる画像と、ロープで区切られ一般客の排除措置が取られた砂浜の画像だけをあえて晒しておきますが、問題の詳細は過去記事を参照いただくとして、今ひとつはっきりしなかった許認可の関係が判りましたので、ここにご紹介したいと思います。(笑)
【過去記事】
江の島花火大会まで1ヶ月(2008.07.04)
江の島花火大会で思った(2007.08.08)
争点は、海の家を設けるに当たって砂浜の管理者である神奈川県に、砂浜のどの範囲までの許可を得ているか。
以下の資料があります。(昨年のものですが。)

海の家の組合が各店舗分を一括して申請している、砂浜の占用許可申請書です。
「海水浴場施設」としての5,446.44平方メートルが主なものです。ここがポイントです。

これはその内訳。
「更衣休憩所」「売店」「浮輪屋」「浮輪倉庫」「放送塔」からなり、合計5,446.44平方メートルです。
海の家の「間口×奥行」を見ると、14.40m×14.40mの正方形の敷地のものが多く、そのブロック単位で若干の大小の違いがあるようです。

施設案内図という、大まかな全体図です。
旧い江の島水族館が描かれていて今ひとつ信憑性に欠けるきらいがありますが、階段状の護岸やスロープは現況のものらしく、黒い印で海の家一軒一軒の区画が示されています。
これを見ると、前の一覧表にあった14.40m×14.40mの正方形敷地が視覚的によく判ります。

やや詳細な配置図。上の図とは180度違い、陸側から見た図になっていますが、14.40m×14.40mの正方形敷地の様子がさらによく判ります。
ここで、実際の写真を。(笑)


写っているのは、間口と奥行きが同じ、典型的な14.40m×14.40m正方形敷地の海の家でしょう。
つまり、実地で測れば話は早いんですが、海の家事業者が「海水浴場施設」として砂浜の占用許可をとっているのは「海水浴場施設」5,446.44平方メートルを主なものとする建物が建っている部分が大半で、海側の砂浜部分は含まれないことが以上の書類で明らかになりました。
というわけで、江の島マイアミビーチショー江の島花火大会で海の家事業者が砂浜の大部分をロープで仕切って私的な「有料観覧場所」とし、一般客の立ち入りを禁止していることの正当性が明らかになったわけです。
続く。(笑)