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都市無計画道路用地取得へ

 何紙かで記事になっていますが、鵠沼橘のマンション計画に関連し、建設予定地に重複していた都市計画道路鵠沼奥田線用地を買収することで、マンションデベと話がまとまったようです。

藤沢の高層マンション建設問題:業者一転、買収応じる(毎日新聞・2009.06.30)

 藤沢市のマンション建設予定地に都市計画道路のルートが重なり調整が難航していた問題で、マンション開発事業主の野村不動産は29日、一転して市に対し予定地のうち道路計画に重なる部分の買収に応じる意向を伝えた。約50年前から懸案の道路整備計画は、前進する見通しとなった。

 この記事だと何のことなのか判りにくいのですが、もともとの話はマンション計画の持ち上がっていた土地の一部が都市計画道路予定ルートと重なっていたため、マンション建設に反対する住民が藤沢市に土地の買収を求めていたものです。

【以前の記事】
鵠沼奥田線を?(2009.03.11)
鵠沼奥田線は?(2009.02.05)

 これはそもそも都市計画道路を建設するかどうかは焦点ではなくて、マンション建設が中止させることが目的だったと思います。
 鵠沼奥田線の計画なんて、用地買収や小田急江ノ島線との立体交差化などに多額の費用が見込まれることから、ずっと立ち消えになっているんです。最近数十年(笑)は、相続の都合などで市に売却の打診があっても、応じてこなかったと思います。ここ数年の間に新たに住宅分譲地になった所などもあります。
 しかし藤沢市は、片瀬山のマンション計画で都市計画道路予定地の買収という前例を作ってしまったので、鵠沼橘でも同様の対応をとるしか無い状況に追い込まれたわけです。

 結局のところ、住民が望むマンション計画白紙撤回には至っていないし、辻堂CXや西北部や村岡新都市拠点の開発で手一杯の藤沢市は新たな塩漬け土地を抱え込む羽目になったわけで、一体誰が得をしたのか良く分かりません。鵠沼奥田線だって住民から反対の声は上がっていたんだし。

 こういうのを無計画っていうんでしょうね。

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