« 後付け | トップページ | 選手のブログで »

歩行専用エスカレータの設置を

エスカレータ上の走行解禁?(2009.03.05)の続きです。

エスカレーターの乗り方(がんばりません・2004年8月13日)からトラックバックをいただきました。
なるほど。
エスカレータを「速く移動する手段」と捉えるか、「上下移動の労力を省く手段」と捉えるかによって、意見は分かれるところだと思いますね。
新しい別記事、

金山駅(がんばりません・2006年3月 8日)

どうせだったら「歩く人がいても安全だよと推奨できるエスカレーター」を造った方が、問題を解決するには手っ取り早いんじゃないのとか思ったり。

まさに同意したいところで、一連の問題の結論は、ここにあるんじゃないかと思います。

JR東日本はエスカレータの振動耐性を上げて、歩いたり走ったりしても停止しないように改造するということですが、そもそも現在のエスカレータの踏面構造は、歩いたり走ったりすることを想定していないのです。

社団法人 エレベータ協会:安全・快適にご利用ただくために

階段上の歩行について(右あけ、左あけ)
○すり抜けは危険です。
○歩いたり走ったりすると身体のバランスを崩します。
○ケガなどで、片方の移動手すりにしか、つかまることのできない方もいます。
○エスカレーターの安全基準は、ステップ上に立ち止まって利用することを前提にしています。

09030701住まいの近くにちょうど、利用頻度の低いエスカレータがあるので、踏面(段)の寸法を測ってみました。
駅で測るのは恥ずかしいので・・・

09030702

09030703

歩く上で特に問題になるのは段の高さ(蹴上寸法)ですが、エスカレータは21センチ 階段は14センチでした。

公共施設における客用階段は建築基準法で蹴上げ18センチ以下との規定があり、大体14~15センチが標準的なようです。
これに照らすと、エスカレータの21センチという蹴上寸法は、公共の階段としては高過ぎです。
また、蹴上寸法Hと奥行(踏みづら寸法)Dの間に、2H+D=歩幅(60~70)という尺度もあって、これを当てはめると、エスカレータの段は2×21+35=77センチと、大きな歩幅の物となってしまっています。

このことからも、現在のエスカレータが歩くのに適さないのは明白です。

しかしながら、目的地へ速く移動するという鉄道の用途からすると、エスカレータでも速く移動したいというニーズは無視できません。
そこで、現行の立ち止まり専用エスカレータとは別に、歩くために踏面(段)の寸法を変えたエスカレータを並列して設け、「立ち止まり用」「歩行用」のエスカレータに区別するのが適切ではないでしょうか?

すでに「一般速」「高速」のエスカレータが並列設置されている例が各地の地下鉄で見られますが、それこそ踏面(段)の寸法と併せてベルトや踏面の色なども変え、「歩行用エスカレータ」を新たに設定するのです。
これならば、エスカレータを歩きたい人と立ち止まりたい人の両者が不快な思いをせずに済み、双方の危険性が減少します。

|

« 後付け | トップページ | 選手のブログで »

鉄道」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70681/44271152

この記事へのトラックバック一覧です: 歩行専用エスカレータの設置を:

» 歩けるエスカレーターを希望します [がんばりません]
エスカレーターは「歩いてもいいのか?」については、ぼくがココログを開設してから折に触れてネタにしてきたところ(これとかこれとかこれとか)ですが、トラックバックをいただいたので、名古屋市内でイチバン規制... [続きを読む]

受信: 2009.03.09 20:00

« 後付け | トップページ | 選手のブログで »